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【遂にGoogleも本気】AIチャットボットBardの新機能10選
✍️目次
1. PaLM2による大幅アップデート
2.画像読み取り
3.画像生成
4.ビジュアライズ回答
5.Googleサービスとの統合
6.プラグイン開放
7.20言語以上でのコーディング
8.複数回答生成
9.豊富な言語対応
10.チャットのエクスポート
初公開時、GoogleのAIチャットボット「Bard」はかなり期待外れでした。
いきなりのデモで誤回答を発表してしまい、
それでなんと株価は8%程度下落して時価総額で1000億ドル以上を失ってしまいました。
その隙にChatGPTはGPT-4の公開やWebブラジング、プラグイン開放など次々と機能をアップデートして、AIチャットボット領域でOpenAIの圧勝かと思われました。
しかしながら、これで終わらないのGoogleです。
2023年5月12日に行われたGoogle I/O 2023の基調講演では、多くの新機能を搭載したGoogle Bard AIを披露し、一躍注目を集めました。
Twitterでもトレンドになる程です。
この基調講演ではたくさんのプロダクトや新機能が発表されましたが、これだけ抑えておきたいBardの新機能を10個抜粋しましたので、見ていきましょう!
1. PaLM2による大幅アップデート
以前のGoogle Bardは、別の大型言語モデル(LLM)であるLaMDAの一部を利用していました。
しかし、現在はGoogle BardはPaLM 2という次世代言語モデルによって動作しています。この比較的新しいLLMは改良され、アップグレードされた推論とコーディングの変更が施されています。
PaLM 2の組み込みにより、以前には不可能だった新機能がGoogle Bardに提供されるようになりました。
Googleのブログ記事では、新しいLLMの幅広いデータセットには科学論文や数式も含まれていると述べています。
これにより、Google Bardはより複雑な論理的推論や数学の問題にもより適応できるようになりました。
PaLM 2は以前のモデルよりも高速ですので、今後はBardからより迅速な返答が期待できます。
2.画像読み取り
BardはOpenAIの最新のGPT-4 LLMのようにマルチモーダルではありませんが、画像を読み取り、その画像に関して言及することができます。
これはGoogle LensをBardに直接統合することで実現されました。
Google Lensは同社の画像認識技術です。この統合により、Bardはあらゆる種類の画像を読み取り、返答を作成することが可能になるます。
同社のデモとして、犬の写真をBardに与えてみせました。
その後、AIに対して「これらの2匹について面白いキャプションを書いてください」と尋ねました。わずか数秒で、Google Bardは画像を分析し、いくつかの創造的なキャプションを即座に書き出す高性能を見せつけました。
3.画像生成
MicrosoftはBing AI Image Creatorという画像生成サービスを提供することで注目を集めてきました。
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