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【最新版】Notebook LM機能完全まとめ
Googleの無料のチャットボットで仕事が劇的に変わる。知らないと損する神機能と明日から使える実践ガイド

みなさん、こんにちは。
チャエンです!(自己紹介はこちら)
無料でも十分に使えて、間違いなく世界最高峰のAIチャットボットであるNotebook LMは使いこなせてますか?
実は知人から「800万円のチャットボット開発の見積が来てどうしよう…」と相談されたのでNotebookLMを紹介したところ、追加開発なしで課題が即解決しました!(Googleユーザーだったので費用ゼロ)
AI導入は“知識不足=損失”につながるので、まずは無料で良いから触って「何ができるか」を知るのが大切です。
今回は初心者でも簡単にできるAIツール「Notebook LM」を徹底解説します!基本的な使い方から最新アップデートまでまとめたので、ぜひご覧ください。
Table of Contents
1.NotebookLMが企業導入に最適な3つの理由
NotebookLMがビジネスの現場で注目を集めているのには、3つの理由があります。無料で使えるに加え、ビジネスと相性が良い機能がたくさん搭載されています。
1.1 情報活用のスピードが段違い
社内のあちこちに点在しているPDF資料やGoogleドキュメント、参考にしたいWeb記事、YouTube動画などを1つのノートブックにまとめて放り込むだけで、AIが素早く解析してくれます。
これまで30分から数時間かけていた資料探しや読み込みの時間が大幅に短縮され、バラバラだった情報から本質的な気づきをスピーディーに引き出せるようになります。
1.2 根拠が明確で「信頼できる」AI
NotebookLMが他のAIツールと決定的に違うのは、「嘘をつきにくい設計」になっている点です。
■ 情報源を限定している
NotebookLMは、あなたがアップロードした資料だけを根拠に回答を生成します。インターネット全体から勝手に情報を引っ張ってくることはありません。つまり、「どこかで見た不確かな情報」が混ざり込む心配がありません。
■ すべての回答に根拠が示される
AIの回答には、必ず「どの資料の、どのページの、どの部分から引用したか」が明記されます。出典ページ、パラグラフ、原文へのリンクがセットで表示されるため、情報の出どころが一目瞭然です。
■ 確認がワンクリックで完結
「この情報、本当に正しいのかな?」と思ったら、ワンクリックで元の資料に戻って確認できます。ファクトチェックが驚くほど簡単なので、安心して業務に活用できます。
1.3 セキュリティ面も安心、チームでの共有もスムーズ
「AIにデータを学習されたくない」という点は、多くの企業が生成AIツールの導入で最も懸念するポイントです。NotebookLMにアップロードされた資料ややり取り、AIの回答内容などは、AIモデル(Geminiなど)のトレーニングには一切使用されません。機密情報や個人情報を含むデータであっても、安心して利用できる仕組みになっています。
さらに、Google Workspaceの権限管理と連携することで、「閲覧のみ」「編集可能」といった細かいアクセス設定が可能です。社内メンバー間での情報共有はもちろん、社外のパートナーとも安全に協働できる環境が整っています。
2.Notebook LMとは
NotebookLMは、Googleが提供するAIリサーチ・情報整理プラットフォームです。
アップロードしたさまざまな情報源をAIが自動で解析します。
搭載されているのは、Gemini 2.5 FlashやProといったGoogleの最新AIモデルです。質問への回答や自動要約、重要な概念の抽出はもちろん、音声や動画での解説、マインドマップの作成、複数資料の比較分析など、多彩な機能で業務効率化からナレッジ経営まで幅広くサポートします。
ビジネス、研究、教育の現場で、すでに数多くの導入実績があります。
2.1 プラン比較:無料版 vs Pro版
Notebook LMには無料版とPro版、Enterprise版があります。

無料版は、個人での利用やまずは試してみたいという企業に最適です。基本的な機能を手軽に使い始められます。
Pro版は、扱うドキュメント数が多い場合やチームでの協働、より高度なセキュリティが求められる企業・組織におすすめします。
Enterprise版では、GCP(Google Cloud Platform)プロジェクト内でのデータ保存、詳細な権限管理、SSO連携(VPC-SC、IAM、Oktaなど)にも対応しており、大規模組織でも安心して運用できる体制が整っています。
2.2 Workspaceとの統合
NotebookLMは、Google Workspaceとシームレスに連携します。
■ 連携先活用例
① Google ドライブ
ノートブックへの直接ファイル選択やWorkspace共有フォルダの一括取り込み
② Google ドキュメント
生成されたブリーフィングドキュメントをGDocsにエクスポート
③ Google スライド
動画解説を自動生成やSlide形式への変換にも対応
④ Google スプレッドシート
構造化データの分析や統計情報の自動抽出(2025年11月対応)
■ Enterprise統合
NotebookLM Enterprise(Google Cloud経由)では、以下のエンタープライズ機能が追加されます。
Cloud Identityとの連携:Workspace未導入の企業でも、ID管理・アクセス制御が可能
Workforce Identity Federation:既存のIDプロバイダ(Okta、PingFederateなど)とのSSO連携
VPC Service Controls対応:企業のネットワーク分離要件に対応
IAM(Identity & Access Management):ロール別のアクセス制御

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